人事職 Human Resources Specialists

Human Resources Specialists

こんな仕事内容

人事職は、人材の採用、従業員の教育・研修、評価制度の運用など人に関わる業務を担当します。また従業員の勤怠管理や社保の手続きなど、労務業務も兼務することもあります。会社の規模が大きい場合は、採用部門、教育・研修部門、労務部門に分かれていることが多く、より専門特化した業務内容になります。

気になる年収は？

会社の規模や経歴や役職、成果等によって異なります。

年収のイメージ

ＡＩやロボットに代わる確率

テクノロジーによる影響

面接日程の調整や、一部の労務など人事アシスタント業務は、AIなどに置き換わる確率が高くなります。求職者の面接や社員との面談など直接人と関わる業務に関しては、AIに置き換わる確率は低いと思われます。

「働き方」と将来性

将来、労働力人口の減少により、人手不足が深刻になります。人事職はこれまで管理部門という位置付けでしたが、企業経営において非常に重要なポジションになります。特に人材の採用や従業員の活用（エンゲージメントやモチベーションコントロール）は、経営に関わる重要な指標なため、人事が企業経営の中で果たす役割は重要になります。

また、近年ではHR Techの発展により、人事データを活用することが多くなりました。これらのテクノロジーを活用したり、人事データを分析することも人事の仕事になります。

資格とキャリアステップ

人事職になるには、新卒で企業に入社して、人事部門へ配属、また営業職などから人事職に異動もしくは転職、転職エージェントなどから人事職へ転職するケースなどがあります。キャリアアップに関しては、採用から教育・研修、人事評価など人事としての幅を広げるか、経理や財務などの業務を経験し、管理部門の責任者を目指すなどの方向性があります。

資格に関しては、キャリアコンサルタントの国家資格があり、必要に応じて取得されることもお勧めします。