一般的な経理業務は、仕訳伝票の起票、各種帳簿の作成、月次決算書類の作成、貸借対照表・損益計算書(BS/PL)などの年次決算書類の作成、納税書類の作成などの経理事務になります。金融機関からの資金調達、会社の資金を管理する財務の業務とは異なります。
会社の規模、資格・経歴や役職、成果等によって異なります。
経理職の定型的な業務に関しては、AIやRPAが得意とすることもあり、将来的に単純な経理業務に関しては、大きな影響を受けると思われます。
経理業務もIT化が進んでおり、伝票作成や各種計算などはPCやソフトウェアで行うことが一般的になっています。そのため経理部門には、PCやITなどの新しい技術を使いこなして仕事を進められる人材が求められています。ITの知識を含め時代の変化に対応できる人材が必要になると思われます。
仕分けや伝票管理、売掛金、買掛金管理などを経験し、月次・四半期・年次の決算業務、顧問税理士と連携して税務申告業務など、対応する業務の幅を広げていくことでキャリアアップに繋がります。できれば、簿記2級以上の資格を取得することを勧めます。
また、管理会計や財務会計の実務を経験することで、キャリアの幅が広がり、転職で有利になります。