就職や転職の際の仕事選びに悩んでいませんか?そんな中で自分の強みを仕事に活かしたいと思い、ストレングスファインダーの診断テストを受けたのではないでしょうか?
本記事では、「人間関係構築力」の強みが多く出た方の仕事での強みや弱みを解説した上で、適職を紹介していきます。また、単に紹介するだけでなくこの診断テストの活かし方や考え方を解説します。
「人間関係構築力」の強みを多く持つ人は、グループを単なる寄せ集め集団にしないでチームとして大きな力を発揮させる能力に長けています。
戦略的思考の強み | 実行力の強み | 人間関係構築力の強み | 影響力の強み |
学習欲 | アレンジ | 運命思考 | 活発性 |
原点思考 | 回復志向 | 共感性 | 競争性 |
収集 | 規律性 | 個別化 | コミュニケーション |
戦略性 | 公平性 | 親密性 | 最上志向 |
着想 | 慎重さ | 成長促進 | 自我 |
内省 | 信念 | 調和性 | 自己確信 |
分析思考 | 責任感 | 適応性 | 社交性 |
未来志向 | 達成欲 | 包含 | 指令性 |
目標志向 | ポジティブ |
ここからは、「人間関係構築力」のそれぞれの資質を活かした適職を紹介したいと思います。複数出ていると思うので、上手く組み合わせて考えてください。
運命思考・包含の資質の持ち主は、組織そのものを俯瞰することができます。組織内で対立が生じても、この特性を持つ人は特に両方のグループに対して橋渡しできるタイプでしょう。そのため、法人営業だったり、コンサルタントなど、全体の方向性を決定したり、組織を動かしていく仕事やポジションが向いています。
共感性の資質の持ち主は、人の感情を自分のことのように感じることができます。この強みは、特にサービス業などでお客様の気持ちを汲み取る際に役立ちます。また、共感性の資質を持つ人は、感受性も豊かな人が多く、介護、看護など感情労働が必要な仕事に向いています。
個別化の資質の持ち主は、組織に属するひとりひとりの強みを把握して、一番活かせるポジションに割り当てることが得意です。洞察力も高く、個性的な人も偏見でみることがないです。この強みは、個性をもつメンバーを組織のなかでうまく活かしていくことができます。
親密性・成長促進の資質の持ち主は、どちらも人材を育てるのに適しています。親密性は、相手との信頼関係を大事にしながら育てるタイプで、成長促進はあらゆるテクニックを駆使して成長させようとするタイプです。この強みによって、組織の個の成長を促進できます。
調和性の資質の持ち主は、組織内で対立が起きた際に、両者の落とし所を見つけるのが得意です。しっかりと両者の意見を聴きながらサポートすることができるので、グループ同士の衝突を抑えて一つの方向に向かせることができます。
適応性の資質の持ち主は、環境変化にも柔軟に対応できるタイプです。複数のことを同時に進めても上手に進行できる柔軟さも持っています。よって、保守的な業務だけでなくハードで変化に富む業務でも力を発揮することができるでしょう。
ポジティブの資質の持ち主は、組織内の感情コントロールで大きな力を発揮できるタイプです。このタイプの人が職場に来るだけでその場の空気を明るくすることができます。また、立ち直りも早く組織内の可能性を諦めずにみることができるので職場をまとめるリーダーに向いています。
「人間関係構築力」の強みを多く持つ人は、主に組織や個人をまとめあげる才能があります。その適性によって「組織をどうまとめるか?」に違いがあるものの、いずれも組織の歪みをおさえて人間関係を円滑にできます。
人と接することの多い組織で発揮すれば強みを存分に発揮できるので幸福になりますが、あえてそういう人が少ない職場にいって重宝されるポジションにつくこともできます。どちらにしても、この人間関係構築能力はあらゆる職場で通用するでしょう。人間関係構築力の強みの特性を活かし、自分にあった職場を見つけてくださいね!
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