「ついつい思考がネガティブになる」、「周りの目が気になって自分の意思を出せない」 「人が怖い」…そんなメンタルの弱さに悩んでいませんか。
就職や転職を考えている時、「こんなメンタルが弱い自分に適職なんてあるの?」と思って更に悩んでしまいますよね。 そこで、そんな悩みを抱えた方向けに、本記事では「メンタルの弱い方」の強味と弱味を分析、その上で適職をご紹介したいと思います。
どうぞ最後までお付き合いください!
短所であっても、それを把握することでカバーする対策が見えてきます。ここではメンタルが弱い人が抱えやすい短所を紹介します。ご自身でも自分の短所を分析し、対策を考えるヒントを見つけましょう。
「自分のやっていることは本当に正しいのか?」「おかしいと思われるのではないか?」 という思いが先に立ってしまい、自分の本当にやりたいことができず、言いたいことが言えないということがあります。
また、その結果として自分の意見や考えといったものを持てない、又はそれらに自信がなくなってしまい、他人の考えに振り回されて大変な目にあってしまうこともあります。
メンタルが弱い方は基本的に常に「不安感」が強い方です。
「さっきあの人にああ言ってしまったけど、気分を害してはいないだろうか」「昨日こなしたあの案件、自分の考え方・やり方で進めたけど、やっぱりダメだったんじゃないだろうか」など、分かりもしなければまだ起こってもいない出来事のことなどをついつい考えてしまい、不安になってしまいます。
その結果、基本的な思考パターンが常にネガティブになってしまい、精神を患ってしまうおそれもあります。
一般的なメンタリティを持つ人でも、「この後はあれをこうして、その後は…」と行動の計画を建てることはしますが、メンタルが弱い方は「自らの立てたスケジュール」に強く執着してしまいます。
というのも、メンタルが弱い方は常に不安が強く、そういった不安を最大限に軽減できてなおかつ自らの目標も達成できるような形でスケジュールを立てる傾向があるからです。
なので、そういった自らの立てたスケジュールが何らかの原因で崩されてしまった場合、メンタルが弱い方は大変に苦しい思いをしてしまいます。 メンタルが弱い方は咄嗟の予定変更など、アドリブ的な行動を求められる状況に大変弱いです。
メンタルが弱い自分は何も出来ない。そんな風に自分のことを考えているかもしれませんが、メンタルが弱いからこそ持つことができる長所があります。仕事を探す際は、こういった長所を意識して探すといいでしょう。
上述したとおり、メンタルの弱い人は周りの人の反応というところを常に気にしてしまいます。これは確かに「周りの目が気になってしまう」という弱みにも繋がりますが、見方を変えれば、「周りの人」についてつぶさに見ることができているとも言えます。
そのため、メンタルが弱い人は協調性も高く、チームに合わせて動くのが得意です。また周りへの配慮も出来るため、チームワークが必要な仕事では重宝されます。
段取りを考える際に、「ここをこうしたら失敗していまいそうだ」「あそこをああしたらリスクが減らせるな」と考えられる。これは、「リスク管理が得意」で、「仕事の際の慎重さ」を兼ね備えている、と言えます。とても立派な強みです。メンタルが弱い人は、同じく心が弱い人への共感力が高く、また人がどういった場面で困るかなどにすぐに気が付きます。チームで落ち込んでいる人の存在などにいち早く気が付くことができるでしょう。
普通の人なら見過ごしてしまうような場面でも、メンタルが弱い人は、誰かが困っていると的確に把握することができるでしょう。
弱みの項で書いた通り、メンタルの弱い方は自らの立てたスケジュールに執着してしまう傾向があります。これは自分中心ではあるけれども、自分の強い不安感を軽減させつつ、達成することを求められている目標というものを遂行するために最も効率的・合理的な計画を建てられるということ。
こういったメンタルが弱い方の「合理的思考バターン」ともいえる特徴は、上手く発揮させられる状況であれば凄まじい強みになります。
自分はメンタルが弱い、そう思っている人にこそお勧めしたい。そんなお仕事を分野別に厳選しました。仕事選びをする際は、ぜひ参考にしてみてください。
ネガティブ思考が強い「メンタルが弱い人」。「失敗したらどうしよう」などの強い不安を抱えながらの仕事はとても大変です。しかし、この不安感から逆に仕事をこなす際の慎重さが生まれています。
メンタルの弱い方の強みとして挙げた、「物事を合理的に考えられる」「高いリスク回避能力」。これはIT業界のお仕事、つまりプログラマーなどのお仕事において大変に重要視されます。
プログラムを組む際など、全くの白紙の状態から、クライアントの要望に合わせ、自らの頭の中で設計図を組み、プログラムを仕上げていく。 その過程においては、当然に無駄のない「合理的な」思考や、プログラムの欠陥を予想、回避できる「リスク回避能力」が求められます
プログラミングへの適性があった場合は、メンタルが弱い人は活躍できるでしょう。
「周囲への気配りができる」「困っている人を上手くフォローできる。」 これらの強みをメンタルの弱い方は持たれているわけですが、こういった能力はチームで進めていくお仕事において非常に重宝されます。 常に周りの状況を把握し、物事を考える。失敗した人をちゃんとフォローする。
これらができる人というのは、共同作業で進めるお仕事には欠かせません。メンタルの弱い方としては不安からそういった行いをしてしまうわけですので、些か辛いところはあるかもしれませんが、周りの人はきっとそういった特徴に感謝し、とても良い形でともに仕事をこなそうとしてくれるでしょう。
メンタルの弱い方の中には、それまでの経験のために、「もう人と関わるのが怖い」という状態に陥っていらっしゃる方も多いです
しかし、人と関わらない環境であれば、その力を発揮出来る方も多くいます。対人関係が少ない仕事は、メンタルが弱い人に向いています。
メンタルが弱い人がメンタルをやられるのは、多くの場合対人関係です。周りの目を気にしてしまうということが、メンタルをやられる大きな原因の一つです。
しかし、人目を気にしなくて済む在宅の仕事であれば、メンタルが弱い人はその力を発揮できます。在宅でコツコツとこなしていく仕事は、メンタルが弱い人にも向いている仕事です。
メンタルが弱いと、なかなか自分に合った仕事を探すのが大変ですよね。ただ、何かが弱いということはその分必ず反対となる長所を持っています。また、周りの理解を得ることで、メンタルの不調を抱えながら働いている方も沢山いらっしゃります。
メンタルが弱いから自分はダメなんだと諦めてしまわず、自分に合った仕事を探してみて下さいね!ここまで記事を読んでくださって大変ありがとうございました。皆さんが皆さんごとの適職を見つけられ、自らを活かしたお仕事に就かれることを心より願っております!
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