ISTP(巨匠型)に向いている仕事6選!適職選びで大事なポイントについて

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仕事探しにおいては、まず最初に自分の性格を理解して、どんな種類の仕事や職場環境が向いているかを把握することが重要です。

この記事を読んでいる方の中には、「ISTPに向いてる仕事は?」「ISTPが働きやすい職場はどんなもの?」など、仕事について悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ISTPの特徴や、強みを活かせる仕事、職場選びのポイントを解説します。

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ISTP(巨匠型)とは

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ISTPとは、MBTIで導きだされる性格タイプの1つです。MBTIは世界で活用されている性格診断テストであり、内向的ー外交的といった4つの軸で性格を16タイプに分類します。

16タイプの1つであるISTPは

  • I(内向型) Introvert
  • S(感覚型) Sensing
  • T(思考型) Thinking
  • P(知覚型) Perceiving

の頭文字をとって ISTP(巨匠型)と呼ばれ、性格が職人気質であることから「職人型」とも呼ばれています。ISTPは、世界人口の3%ほどとされ、とても珍しい性格です。

ISTPの性格の特徴

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MBTI診断では、ISTPは好奇心旺盛で探索好きとされています。一方で、飽きっぽい性格から、様々なことに手を出すものの長期的には続きません。また、集団よりも一人を好む一匹狼タイプで、個人でコツコツ作業を進めることで、パフォーマンスを発揮するタイプです。

ISTPの強み

ISTPには、次のような強みがあります。

  • 冷静さ
  • 論理的に考えられる
  • 機転が利く
  • 偏見を持たない
  • 好奇心がある

ISTPの長所は、一言でいえば「土壇場に強いプロフェッショナル」です。即興に強いため、マニュアルにない想定外の事態になっても臨機応変に対応でき、トラブルの際はとても頼りになります。論理的思考力が高く、指先の器用さから機械や道具の扱いに長けている点も特徴的です。

好奇心と問題解決能力がどちらも高く、難しい作業であっても試行錯誤を重ねる粘り強さがあり、実力以上の結果を出すことも多いです。

ISTPの弱み

反対に、以下のような弱みもあります。

  • ストレスに弱い
  • 長期的な計画を立てられない
  • 他人とのコミュニケーションが苦手

ISTPは内向型、つまり一人でいることを好みます。人との関わりに興味がないため、協調性があまりなく、不愛想で冷たい人だと思われがちです。また、興味の幅は広いですが、最後までやり遂げる計画性はありません。

ISTPに適した仕事を見つける方法

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ISTPに向いている仕事選びで大事な点は3つあります。一つずつ紹介するので、ぜひ覚えておいてください。

1. 仕事内容に注目する

ISTP(巨匠型)は飽き性である反面、興味あることに対しては高い集中力を発揮します。そのため、会社の知名度やブランドといった周辺環境より、実際の仕事内容に注目して探すことが重要です。仕事内容が興味が持てる分野かどうかをよく調べるようにすると失敗しずらいです。

2. 働き方や組織風土を確かめる

ISTPタイプの人は、前もって働き方や組織風土を確かめることが重要です。ISTPは束縛を嫌い、基本的には自分のペースで自由に行動することを望みます。リモートワークだったり、個人主義の会社の方が働きやすく感じるでしょう。

3. 職種や業界で判断する

ISTPの人は得意や苦手がはっきりと分かれています。例を挙げると、コミュニケーションが求められる仕事全般に向きませんし、単純作業も嫌いです。反対に、整備士やエンジニアなど、高度な技術が求められ没頭できる仕事であれば、職人気質な性格も相まって結果を出しやすいでしょう。

ISTPに向いている仕事6選

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1. システムエンジニア

ISTP(巨匠)に向いている仕事1つ目は、システムエンジニアです。システムエンジニアは技術が進化し続ける業界であり、つねに新しい技術やツールを学び続けることになります。

ISTPの持ち味は「自分の興味あるものに一直線であること」です。知識や技術のアップデートが求められるエンジニアは、ISTPの気質とあっています。またプログラムを書いたり黙々と没頭することが多いシステムエンジニアの仕事は、ISTPにはぴったりです。

2.パイロット・運転手

ISTP(巨匠)に向いている仕事2つ目はパイロットです。パイロットや運転手は、運転という作業に個人で向き合う仕事のため、ISTPにぴったりです。

また、冷静さと頭の回転の速さといった強みを持つISTPは、天候悪化や機体のトラブルといった不測の事態にも焦らず冷静に対応することができます。

3.Webデザイナー

ISTP(巨匠)に向いている仕事3つ目は、Webデザイナーです。

Webデザイナーは、Webサイトのデザインをする仕事です。Webデザインでは、様々なデザインツールを使いこなす必要がありますが、ツールの操作が得意なISTPであれば、すぐに覚えることができるでしょう。

デザイナーはセンス、技術を磨いていき、常に最新のトレンドも取り入れていく必要がありますが、色々なことに興味を持ちやすいISTPにとっては、向いている仕事といえます。

4.プロゲーマー

ISTP(巨匠)に向いている仕事4つ目は、プロゲーマーです。プロゲーマーはゲームのプレイを通じてファンを獲得したり、大会に出場して賞金を獲得したりして生計を立てています。プロゲーマーに必要な要素は「判断力」「論理思考力」「精神力」の3つです。

ISTPは凝り性なため、ゲームをストイックにプレイできます。ゲーム中は、新しい戦術を考えたり、対戦相手を分析・予測する論理思考力を発揮できます。楽観的な性格からプレッシャーにも強く、チームプレイが苦手なISTPでも、個人プレイのゲームを選べば問題なく取り組むことができるため、プロゲーマーはISTPに向いている仕事だと言えるでしょう。

5.農家

ISTP(巨匠)に向いている仕事5つ目は農家です。ISTPの強みは自立性であり、自分なりの方法で成果を出すのが特徴です。農業は自然と向き合う必要があり、教科書などに頼らず、解決策を自分で考える必要があります。

どんな作物を栽培するか、栽培方法はどうするかなどを自分次第で工夫していけるため、自分のアイデアを大事にしたいISTPにとって最適です。問題が起きたとしても、持ち前の観察眼で分析し、自分なりの解決策を編み出すことができるでしょう。

6.シェフ

ISTP(巨匠)に向いている仕事6つ目はシェフです。シェフは、調理方法や食材についての専門知識や、探求が必要な職業です。料理に向き合い探求するシェフの仕事は、職人気質をもったISTPにとっては、ぴったりな仕事です。

またISTPは手先が器用であり、調理という作業自体もISTPにはぴったりです。自分のこだわりを大事にするISTPであれば、素晴らしい料理を提供してくれることでしょう。

ISTPに合う職場環境

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長く仕事を続けていくためには、自分にあった仕事環境も重要です。ここでは、ISTPの人に合う職場の条件を紹介します。

あまり人と関わらない

ISTPは内向的な性格のため、他の人に干渉されるとストレスを感じます。したがって、できるだけ人と関わらない職場選びが重要です。

  • 上司や同僚が仕事のやり方に口を出してこない
  • 細かく行動を監視してこない
  • 結果さえ出していれば一人でも構わない

このような職場なら、ISTPのマイペースな性格とマッチし、力を発揮できるでしょう。

柔軟な働き方ができる

ISTPは一人が好きで、自由と実践的なスキルを重視します。そのため自由度が高く、柔軟な働き方ができる職場環境が向いています。

  • フリーランス
  • 自営業
  • プロジェクト単位の仕事

フリーランスや自営業、プロジェクトごとの仕事であれば、自分のペースで作業を進めることができ、規則に縛られることも少ないはずです。ストレスが減り、モチベーションも保たれます。

ISTPにとっては、規則やルールが厳しくなく、自分のペースで働ける職場選びを意識することが大事です。

論理的思考力を活かせる

ISTP(巨匠型)タイプの人は、論理的思考力に優れています。そのため、感情よりもデータなどを元に仕事をすすめるような職場環境が適しています。

  • 業務の効率化が求められる
  • 技術力が必要
  • 事実に基づいた客観的な対応

また、効率的に業務を進めることが歓迎されたり、技術力が要求される、感情よりも事実に基づいた対応が求められるといった職場環境であれば、ISTPの気質によりマッチします。

ISTPが苦手な仕事の特徴

最後に、ISTPが苦手な仕事の特徴を紹介します。

1.対人スキルが求められる仕事

ISTP(巨匠型)タイプは内向型の特徴があり、他人とのコミュニケーションが苦手です。そのため、対人スキルが求められる仕事には向いていません。

例を挙げると、看護師・保育士・教師・介護士・カウンセラーなど、高いコミュニケーション能力が求められる仕事には多くの場合向きません。

上記の仕事は相手の話をよく聞いて解決策を提案したり、大人数と共同で仕事をしたりする職種であり、どれもISTPの苦手分野となります。ISTPは人に寄り添う共感力に乏しく、一人になれない環境では良い仕事ができません。したがって、人と関わる仕事は選ばないことが重要です。

2.ルーチンワークが多い仕事

ISTPは新しいものが好きで、好奇心に従って様々なことに手を出します。したがって、日々同じことを繰り返すルーチンワークが多い仕事は向いていません。

クリエイティブな発想を大事にし、自身のこだわりを仕事で表現することに喜びを感じるISTPにとって、ルーチンワークが多い仕事は苦痛です。新しい挑戦ができず、変化のない環境に長くいると、モチベーションと仕事効率が確実に落ちます。そのため、ルーチンワークが多い仕事は避けた方が良いでしょう。

3.長期的な計画を立てる仕事

ISTPは基本的に、興味のある分野について瞬間的に集中力を発揮します。言い換えれば飽きるのが早いため、長期的な計画を立てる仕事には向きません。

長期の仕事やプロジェクトを計画通りに進めるといった仕事は、ISTPにとっては強いストレスとなります。それよりも最新のトレンドを追いかけたり、日々の変化に対応するといった仕事に向いています。

したがって、長期的な忍耐力が求められる仕事は選ばないことが重要です。

まとめ:ISTP(巨匠型)の強みを活かして活躍しよう!

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この記事では、ISTPの強み・弱み、相性の良い仕事などを紹介しました。ISTP(巨匠型)は好奇心旺盛で、あらゆる分野に興味を持ち実践するタイプです。

  • 合理的思考
  • 問題解決能力
  • 自発的に考え行動できる

など、多くの仕事で評価される素質を備えています。巨匠型に当てはまる人は、紹介した内容を参考に、ぜひ自分に適した職業を探してみてください。

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